第26回柔道整復師国家試験 午後92

1→股関節後方脱臼は、股関節屈曲・内転・内旋肢位で脱臼します。 THAの手術後の再脱臼のリスクもこの肢位が高いです。

2→転位した大腿骨頭の隆起は、殿部の深層で触れることがある。

3→整復障害因子には、筋が骨頭と関節窩の間に介在する・関節包の裂傷部が狭小となる・大腿骨頭靭帯とともに剥離した骨頭の一部が関節内に介在する・関節窩縁の一部の骨片が関節内に介在するなどです。

4→スティムソン法以外にも、整復方法は、牽引法、コッヘル法、スティムソン法があります。