第22回国家試験 午後103
12歳の男児。野球で右環指を突き負傷した。
5日後、爪部の腫れに気づき来所した。爪下出血斑、DIP関節部の腫脹や疼痛を認めるが、
DIP関節は自動で伸展-10°から屈曲40°まで可能であった。
写真(別冊No5)を別に示す。最も疑われるのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→解説4を参照
2→解説4を参照
3→解説4を参照
4→この問題では、患者に出血斑や腫脹・疼痛を認めますが自動で伸展・屈曲が可能となっています。
そうなると、腱の断裂や脱臼などは考えにくいと思います。
以上のことからこの選択肢の中では、末節骨骨折(マレットフィンガー)なのではないかと考えられます。