1→我が国では、近年、医療技術の進歩や妊娠管理の改善により、人工死産率はむしろ減少傾向にあります。
2→近年の日本では、医療技術の発展や母体保健の向上により、周産期死亡率は一貫して低下しています。周産期とは、22週の妊娠から生後7日までの期間を指し、この期間の死亡率の低下は母子保健の進歩を示す指標の一つです。
3→近年の日本では、予防接種の普及や医療の進歩により、感染症による乳児死亡は大幅に減少しています。現在では先天性異常や新生児期の呼吸器系の疾患などが主な死因となっています。
4→近年の日本では、幼児死亡の最も一般的な原因は、事故や災害、先天性異常などです。心疾患も幼児死亡の原因の一つではありますが、「最も多い」原因ではありません。