1→1) T字杖
脳卒中で中等度の麻痺がある患者に対して、T字杖は安定感を提供しつつ歩行をサポートするために使用されることがあります。麻痺がある患者は歩行時にバランスを崩しやすいため、T字杖は患者の自立した移動をサポートするのに役立つ装具です。
2) 前輪歩行器
前輪歩行器は、主に下肢の麻痺や歩行障害がある患者を支援するために用いられます。しかし、右上下肢ともに中等度の麻痺がある患者では、歩行器を効果的に操作するための十分な上肢の機能が必要とされます。選択肢2が正解です。このような患者は歩行器を安全に使用することが困難であるため、通常は補装具として勧められません。
3) 短下肢装具
短下肢装具は、足関節の動きを補助し、安定した歩行を可能にするために使用される装具です。下肢麻痺がある場合には、足関節の安定をサポートし、歩行の安全性と効率を向上させるために利用されることがあります。
4) 普通型車いす
普通型車いすは、歩行困難な患者に広く使用される装具であり、移動の自由度を高めるために役立ちます。特に中等度の上下肢麻痺を有する脳卒中患者では、車いすによって日常生活をさまざまな環境でより自立して行うことが可能になります。