1→1) 視床ーー第3脳室
視床は両大脳半球の内側に位置する構造で、大脳皮質に情報を中継する重要な役割を担っています。視床は第3脳室の側壁の一部を形成しており、この選択肢の組合せは正しいです。
2) 視床下部ーー第3脳室
視床下部は視床の下に位置し、ホルモンの調節や自律神経系の中枢機能といった多岐にわたる生命維持機能を司っています。視床下部は第3脳室の底部に位置しているため、この組合せも正しいです。
3) 中脳ーー第4脳室
中脳は脳幹の三つの部分(上、中、下)の中で最も上に位置する部分ですが、第4脳室は中脳と直接関連しているわけではありません。第4脳室は延髄と橋と小脳の間に位置しており、したがって中脳は第4脳室には直接関わっていないため、この選択肢は誤っています。選択肢3が正解です。
4) 小脳ーー第4脳室
小脳は運動制御やバランス調整に関与しており、後頭蓋窩の下部に位置しています。小脳は第4脳室の後ろに位置するため、第4脳室と関連していることになります。したがって、この組合せは正しいです。