1→1) インスリンは、膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる作用を持っています。過剰に分泌されると血糖値を過度に下げ、低血糖を起こす可能性がありますが、高血圧と高血糖を引き起こすものではありません。
2) オキシトシンは、主に催産作用や乳汁の分泌を促進するホルモンです。通常、高血圧や高血糖を引き起こすことはなく、それらの症状を直接起こすホルモン過剰症ではありません。
3) コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、ストレス応答や代謝に重要な役割を果たします。コルチゾールが過剰に分泌されると、クッシング症候群を引き起こすことがあり、その症状として高血圧と高血糖が見られるため、選択肢3が正解です。
4) プロラクチンは、主に乳腺の発達と乳汁分泌を促進するホルモンです。プロラクチンの過剰分泌は高プロラクチン血症を引き起こしますが、これによって直接的に高血圧と高血糖が起こることはありません。