1→選択肢1) 室内の照度分布の目安に均斉度を用いる。
正解です。均斉度は、室内の光の分布がどれほど均一かを表す指標です。照明計画を行う際に、室内が適切に照らされているかを判断するために使用されます。均一な照度分布は目の疲れを軽減し、読書や作業などの視覚的タスクを容易にします。
選択肢2) 昼光率は日中と夜間の照度の比率である。
これは誤りです。昼光率は、室内の点での自然光の照度と屋外の同時刻の開放地での水平面上での自然光の照度の比率を示します。昼光率は日中の自然光に依存するため、夜間の照度は考慮されません。
選択肢3) 室内空気の汚染の尺度に一酸化炭素の濃度を用いる。
これも正確ではありません。一酸化炭素は室内空気汚染の指標の一つである可能性はありますが、室内空気の汚染レベルを示すためには様々な物質の濃度を考慮する必要があります。例えば、揮発性有機化合物(VOC)、二酸化窒素、オゾン、懸濁微粒子物質(PM2.5など)も重要です。
選択肢4) 室内での燃料使用においてホルムアルデヒドの発生に注意する。
実際には注意が必要な事項ですが、これは採光と換気に直接的に関連する内容ではありません。ホルムアルデヒドは建材や家具から放出される可能性がある化学物質で、室内空気品質に影響を与えます。しかし、換気に関し、ホルムアルデヒドなどの化学物質の濃度を低減するためには、適切な室内環境を保つための十分な空気交換が必要です。