1→1) 足関節が多い。
急性のスポーツ外傷として最も一般的なのは足関節の外傷です。これには、足首をひねることによって起こる捻挫などが含まれます。競技中に地面の不規則性や不意の衝突、バランスを崩した時などに発生しやすいです。したがって、選択肢1が正解です。
2) 陸上競技で多い。
陸上競技における外傷は確かに発生しますが、急性のスポーツ外傷全体において特に多いわけではありません。さまざまなスポーツで外傷は発生するため、これだけを指して「最も多い」とは言えません。
3) 打撲が捻挫よりも多い。
急性外傷においては、打撲よりも捻挫のほうが多く見られます。打撲は直接的な衝撃による筋肉や軟部組織の損傷ですが、スポーツにおいては足首や膝の関節の捻挫がより頻繁に起こります。
4) 繰り返し外力で生じる。
繰り返しの外力によって生じるのは、急性の外傷ではなくオーバーユース（使いすぎ）によるものであり、これは慢性の外傷や障害と呼ばれます。慢性的な外傷は、例えばテニス肘やランナー膝といった状態に該当します。急性外傷は特定の出来事によって突然起こります。
