1→選択肢1) 1類-急性灰白髄炎
解説: 正解ではありません。急性灰白髄炎、またはポリオとも呼ばれますが、感染症法においては2類感染症に分類されます。1類感染症には、エボラ出血熱や新型インフルエンザなど、特に重大な公衆衛生上の危険がある感染症が含まれます。
選択肢2) 2類-細菌性赤痢
解説: 正解ではありません。細菌性赤痢は、実は5類感染症に分類されます。2類感染症には、はしか(麻疹)、風疹、咽頭結膜熱(プール熱)などがあり、国内での感染拡大を防ぐことに重点を置いたグループです。
選択肢3) 3類-エボラ出血熱
解説: 正解ではありません。エボラ出血熱は前述のとおり1類感染症に分類されます。3類感染症は、例えばインフルエンザや百日咳など、発生情報の収集・提供が必要な感染症を対象にしています。
選択肢4) 4類-エムポックス(サル痘)
解説: 選択肢4が正解です。サル痘は最新の感染症法の改正により、2022年の発生以降、新たに4類感染症に分類されることになりました。4類感染症は、動物などから人に感染する病原体による感染症(人畜共通感染症)が中心で、発生の監視や予防が必要とされています。サル痘は、それ以前は厚生労働省の指定する感染症に位置づけられていましたが、公衆衛生上の重要度の高さから4類感染症に変更されました。