1→不応期とは、ある一定期間、刺激に応じた活動電位の発生がみられなくなることを言う。これは無髄神経でも見られる。
2→跳躍伝導はランビエ絞輪から隣のランビエ絞輪に跳び跳び伝導されるため興奮は早く伝導される。これは有髄神経で見られる。有髄神経には髄鞘で覆われている部分と覆われてない部分があり、覆われてないところをランビエ絞輪と言う。無髄神経には髄鞘がない。
3→両側性伝導とは神経軸索上で活動電位が生じると、その両側に興奮は伝わっていくことである。これは無髄神経でも見られる。
4→全か無の法則とは刺激の強さと反応の大きさに関する法則であり、閾下刺激では反応は起こらないが閾上刺激を加えても閾刺激のときの反応と同じ大きさの反応しか起きない場合、この法則に従う。これは無髄神経でも見られる。