1→好塩基球はアレルギー反応に関係している。
塩基性色素で青く染まる特殊顆粒の性質をもち、ヒスタリンとヘパリンを含む。ヒスタミンは血管透過性を亢進させる。
2→好酸球は生体防御に関与しアレルギー疾患や寄生虫汗感染で増殖する。
3→白血球で貧色作用を持つのは好中球と単球である。
好中球は最も数が多い白血球であり、酸性色素と塩基性色素で中間調に染まる特殊顆粒を持つ。貧色作用とアメーバ様運動を示し、炎症時に真っ先に集まる。
単球は貧色作用とアメーバ様運動を示し、食作用で取り込んだ細菌などの異物について抗原情報をヘルパーT細胞に提示する。
4→NK細胞はリンパ球に含まれており、がん細胞やウイルスなどを攻撃する。