1→下肢のブルンストロームステージは5のため、股関節と膝関節および膝関節と足関節の分離運動が可能で、屋内歩行は自立している。よって、屋外歩行は難しいと判断しがたい。
2→介護保険制度には、40~64歳までの脳血管障害・パーキンソン病・初老期認知症などの特定疾患による第2号保険者が対象となっている。
3→症例は在宅復帰に向けトレーニング中で右片麻痺のため、利き手交換訓練をしなければ日常生活において食事動作が行えない。よって、この選択肢が最も適切である。
4→職場復帰に重要な高次機能障害はなく、事務職のため利き手交換訓練および階段昇降訓練により復帰が可能といえる。