第28回国家試験 午後119
20歳の男性。剣道部に所属している。半年前から竹刀を振る際に右手関節の違和感を自覚していた。その後、徐々に疼痛が出現したため来所した。 手関節背側に腫脹と圧痛および可動域制限と握力低下がみられた。手指の運動痛はない。写真に圧痛部位を示す。考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→使用後の違和感、手関節背側に腫脹と圧痛および可動域制限と握力低下などの症状に加えて、写真の手背の中央部位での圧痛から、月状骨軟化症(キーンベック病)が考えられる。
X線検査で月状骨に輝度変化が生じていたり、変形が生じていれば診断がつきます。
2→「1」の解説を参照。
3→「1」の解説を参照。
4→「1」の解説を参照。