第24回国家試験 午後109
21歳の男性。2か月前、ラグビーの試合中に右膝前面を強打したが試合はそのまま出場した。
それ以降、右膝に軽い腫れや違和感があった。1週前から練習中に右膝後方に痛みが出現し、不安定感も出てきたので来所した。
初検時、検者は患者を背臥位とし、図のような評価を行った。検者が健側との比較目的でみているのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→「3」の解説を参照
2→「3」の解説を参照
3→発生機序や疼痛部位、不安感があるため後十字靭帯損傷の可能性が考えられる。よって、検者は後方落ち込み徴候(サギングサイン)を確認しているので、脛骨粗面の位置をみていると考えられる。
4→「3」の解説を参照