1→松果体は間脳の視床上部にある器官である。松果体ホルモンとしてはメラトニンがあり、概日リズムに関係しており、生体時計の機能を果たしている。
2→下垂体は脳底部で下垂体漏斗を介して間脳視床下部につながり、蝶形骨トルコ鞍に乗る。
3→上皮小体は副甲状腺とも呼ばれ、甲状腺の後面に位置する。上皮小体ホルモンはパラトルモンであり血中カルシウム濃度を高める作用がある。
4→腹膜は、壁側腹膜と臓側腹膜に分けられ、前者が腹壁の内表面を覆い、後者は腹腔、骨盤腔にある臓器の表面を包んでいる。
腹膜後器官とは壁側腹膜より後の腹膜後隙に位置する器官であり、十二指腸・膵臓・腎臓・副腎・尿管などがある。