第20回国家試験 午後110
19歳の女性。陸上競技長距離選手。2週間前から走行中に右下腿前面部の疼痛や下腿の圧迫感を感じるようになった。
最近では、走行中につま先を引っかけてつまずくことが多くなり、図に示す部位にしびれ感が認められる。
走るのを中止して、しばらくすると右下腿の痛みや感覚異常は認められなくなる。発症に関与する神経はどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→「2」の解説を参照
2→陸上競技長距離選手、2週間前から走行中に右下腿前面部の疼痛、下腿の圧迫感、走行中につま先を引っかけてつまずくことが多い、図に示す部位にしびれ感、走るのを中止してしばらくすると症状消失、このことから慢性コンパートメント症候群(前脛骨筋症候群)における深腓骨神経の障害と考えられる。よって、選択肢1・3・4は誤り。
3→「2」の解説を参照
4→「2」の解説を参照