1→心原性ショックでは、遅脈になるためこの患者さんには当てはまりません。
2→この患者さんは、右側腹部を打って来院されているのでこの時点で肝臓を損傷している可能性があります。
次に、冷汗が生じ顔面が蒼白は出血性ショックの症状と一致しています。
血圧や脈拍も出血している分沢山送らなければならないので、増加します。
そして出血性ショックでは浮腫は起こりません。
このことから、この患者さんは出血性ショックなのではないかと予想します。
3→敗血症性ショックでは、体温の上昇・血圧の低下などがみられますのでこの患者さんには当てはまりません。
4→アナフィラキシーショックだとすると、何かしら原因物質があるはずですがこの文章中にはありません。
加えて、血圧の低下や意識障害もないためこの患者には当てはまりません。