1→疼痛や腫脹の程度と損傷程度が一致しない場合も多いです。完全断裂した直後は逆に神経の伝達が絶たれて痛みが一時的に和らぐケースなどがあるためです。
2→前距腓靭帯は足関節「底屈位」で最もピンと緊張するため、底屈位での内反強制のほうがより強く疼痛が増強します。直角位では靭帯が緩むため、底屈位に比べるとストレス(疼痛)は軽減します。
3→外果と第5中足骨基部を結ぶ線の中点から2横指前方に圧痛がみられるのは、前距腓靭帯ではなく二分靭帯損傷の特徴です。
4→前距腓靭帯は腓骨と距骨に付着して前方のズレを防いでいるため、完全断裂をした場合、不安定性を訴え距骨の動揺性(前方引き出し症状)を認めます。したがって、この選択肢が正解です。