1→重症複合型免疫不全症は原発免疫不全症の一種で、免疫グロブリンの量が減少したりヘルパーT細胞の量が減少したりする疾患である。感染した乳児は生後6ヶ月までに肺炎、持続性ウイルス感染症、鵞口瘡などを発症する。
2→デイジョージ症候群は先天性の免疫不全で、胸腺が無いか、あっても未発達なため免疫が障害される。
3→伴性無ガンマグロブリン血症は、先天性の免疫不全疾患でBリンパ球がなく、抗体の一種である免疫グロブリン量が極めて少ない疾患である。
4→ヒト免疫不全ウィルスは後天的な免疫不全で、主に性交渉で感染する。