1→蝸牛は聴覚を担う。蝸牛はカタツムリのような構造である。蝸牛の内部は前庭階、蝸牛管、鼓室階の3つの部屋に分かれていて、ライスナー膜、基底膜で仕切られている。蝸牛管は内リンパ液で満たされており、前庭階と鼓室階は外リンパ液が満ちている。前庭階と鼓室階は蝸牛頂でつながっている。
2→耳石器は球形嚢と卵形嚢があり、球形嚢の平衡斑が垂直方向の加速度、卵形嚢の平衡斑が水平方向の直線加速度を感受する。
3→耳小石は聴覚を担う。また耳小骨は中耳の鼓室にある骨であり、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨の3種類がある。
耳小骨は鼓膜内面から前庭窓へ直列に連なっている。
4→半規管は外側半規管・前半規管・後半規管の3つに分かれる。半規管は3つもと回転加速度を感知する。