1→問題40で医療保険の被用者保険に関して誤っている選択肢は「3.後期高齢者医療」です。以下に各選択肢の解説を示します。
選択肢1:共済組合
共済組合は、特定の職場や団体のメンバーが加入する被用者保険の一種です。この制度は、加入者の健康保険として機能し、医療費の補助などを提供します。これは被用者保険の一形態であり、正確な選択肢です。
選択肢2:船員保険
船員保険は、船員特有の職業性リスクをカバーするための被用者保険です。これも被用者保険の範疇に入り、医療サービスや労働に関連するリスクの補償を提供するため、適切な選択肢と言えます。
選択肢3:後期高齢者医療
後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を対象とした医療保険制度であり、被用者保険とは異なります。この制度は、高齢者の医療費を公的に支援するもので、被用者保険のカテゴリーには含まれません。この選択肢は誤っています。
選択肢4:全国健康保険協会管掌保険(協会けんぽ)
全国健康保険協会管掌保険(協会けんぽ)は、主に中小企業の従業員やその家族を対象とした健康保険で、被用者保険の一つです。この保険は、様々な医療費をカバーすることで被保険者を支援します。
以上の解説から、問題の文脈で「後期高齢者医療」は医療保険の被用者保険としては不適切であると理解されます。