1→選択肢1) 大胸筋
大胸筋は胸部の筋肉であり、肩の動作に関与しています。また、大胸筋は上腕骨に付着しており、骨盤とは直接的な関連はありません。したがって、大胸筋は骨盤の正中断面における真結合線ではありません。
選択肢2) 棘上筋
棘上筋は骨盤の一部分である仙骨の上面にあり、棘上肢(棘上突起)と呼ばれる部位に位置しています。この筋肉は骨盤の構造に関与しており、仙骨と腸骨を結ぶ仙腸関節の正中線上に位置する真結合を形成しています。したがって、選択肢2が正解です。
選択肢3) 広背筋
広背筋は背中の広い筋肉で、腕の動きをサポートする主要な筋肉です。この筋肉は背骨の下部から始まり、上腕骨の近くで終わる長い筋肉であり、骨盤の真結合線とは関係ありません。
選択肢4) 大菱形筋
大菱形筋は肩甲骨と背骨の間にある筋肉で、肩の安定と動作をサポートします。骨盤とは離れた位置に存在し、特に骨盤の真結合線とは無関係です。
したがって、図で示された骨盤の右正中断面において真結合を形成するのは棘上筋であり、選択肢2が正解です。