1→問題55で求められている「真結合線」は、「1」が正解です。以下に各選択肢に関する解説を示します。
選択肢1:1
真結合線(true conjugate)は、骨盤の中でも特に骨盤の入口で重要な寸法で、恥骨結節の後端から仙骨の前面までの距離を測ります。この線は、出産時の胎児の通過可能性を評価する際に重要です。図中の1がこの位置を示しているため、この選択肢が正しいです。
選択肢2:2
この線は、骨盤の中で仙骨と坐骨を結ぶ線であり、骨盤の構造上重要な部分ですが、真結合線ではありません。
選択肢3:3
この線は、骨盤の中で恥骨の下部を結んでいます。これも重要な骨盤の寸法を示していますが、真結合線には該当しません。
選択肢4:4
この線は、骨盤底を形成する部位の一部を示していますが、真結合線とは異なります。
以上の解説から、真結合線を示すのは選択肢1の「1」であることが明らかです。真結合線は妊娠中の母体の骨盤サイズを評価するために重要な指標であり、特に産科領域での評価において重要です。