1→1) 患者の観察
助手の役割として患者の観察は正しいです。整復を行う際には患者の表情や様子を注意深く観察し、痛みの有無や不快感を確認することが重要です。また、整復中の患者の安全を確保するためには、連携して観察することが求められます。
2) 患肢の保持
患肢の保持も助手の役割です。整復時には患肢を安定させ、不用意な動きによる二次損傷を防ぐために、患肢を適切に支えたり保持したりすることが必要です。
3) 上方転位の除去
選択肢3が正解です。鎖骨骨折における整復で助手が行う役割として「上方転位の除去」は誤っています。上方転位の除去は、一般的に整復師が行う役割であり、助手の直接的な役割ではありません。助手は主に患者の安定とサポートを担当し、整復師が上方転位を除去する際の補助を行うことが期待されます。
4) 胸を張る姿勢の保持
胸を張る姿勢の保持も助手が行う正しい役割の一つです。鎖骨骨折の整復においては、患者が適切な姿勢を維持することが重要であり、助手は整復中に胸を張った姿勢を保つためのサポートを提供することが求められます。