第32回柔道整復師国家試験 午前46

1→選択肢1) 一定期間の使用禁止 都道府県知事には、柔道整復師が不適切な施術を行っていると判断した場合、一定期間の使用禁止を命令する権限があります。これは公衆衛生の保護と安全の確保のために必要な処置です。したがって、選択肢1は施術所に命じられる事項に該当します。 選択肢2) 当該構造設備の改善 施術所の構造や設備が基準を満たしていない場合、都道府県知事はその改善を命じることができます。これも、施術が適切に行われる環境を整備するために重要な措置です。選択肢2も施術所に命じることが可能な命令です。 選択肢3) 当該衛生上の措置 施術所の衛生状態が不適切である場合には、都道府県知事は衛生上の措置を命じることができます。この措置によって、患者さんの健康を守ることを目的としています。選択肢3は適切な措置を命じることができる項目です。 選択肢4) 施術管理者の交代 施術管理者の交代は、都道府県知事が直接命じることができる事項ではありません。施術管理者の資質や能力に問題があっても、その交代を命じるのは施設の運営者の責任です。従って、選択肢4は都道府県知事が施術所に命じることができない事項であり、正解です。選択肢4が正解です。