11歳女児。女子野球部の右投げピッチャーである。繰り返しの投球動作で右肩部に痛みを自覚していたが、徐々に悪化し安静時も痛むようになってきたため来所した。肩関節可動域は正常で、他動で痛みは憎悪しない。約4週の安静を指導し痛みが消失した。考えられるのはどれか。
1→40〜60歳代に好発する退行性変化に伴う炎症です。11歳の小児には発症しません 。
2→成人に多い回旋筋腱板の損傷です。小児では腱よりも骨(骨端線)の方が弱いため、腱損傷より骨端線離開が優先されます。
3→通称リトルリーガーショルダー。成長期の投球過多による回旋ストレスで、上腕骨近位の成長軟骨板(骨端線)が離開する疲労骨折の一種です。
4→通常は肩関節脱臼に伴うなど、明らかな急性外傷で発生します 。