第21回国家試験 午後104
50歳の男性。スキー滑走中に転倒、右下肢を負傷した。
患肢の股関節および膝関節を軽度屈曲位でベッド上に背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は軸が床面と平行で外側を向いていた。
最も考えられる損傷はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→解説3を参照
2→解説3を参照
3→この文章から、膝関節は正面を向いているとのことなので膝の損傷や大腿骨部での骨折はないと考えられます。
足部は軸が床面と平行で外側を向いているとのことなので、腓骨骨幹部骨折では顕著な凸変形がみられるはずです。
以上のことから、脛・腓両骨骨幹部骨折が考えられます。
4→解説3を参照