1→遠心性収縮とは、筋が収縮しているのにも関わらず、結果として引き延ばされて筋の自長が長くなる収縮である。
椅子座位で伸展した膝関節をゆっくり屈曲し、足を床に戻すときに収縮する大腿四頭筋がこの収縮に当てはまる。
2→静止性収縮とは、筋が収縮しても筋の全長に変化のない収縮である。
椅子座位で、膝関節伸展位を保持しているときの大腿四頭筋がこの収縮に当てはまる。
3→等張性収縮とは、筋張力が変化せずに収縮する状態である。
筋の自長は、縮まったり伸びたりする。
4→相動性収縮とは、速い動きを伴う収縮である。
求心性収縮に多くみられ、遠心性収縮でも起こる。