1→瞳孔括約筋は副交感神経の支配を受けている。
神経終末からはアセチルコリンが放出され、ムスカリン性受容体が受容する。
2→副腎髄質は交感神経節前線維の支配のみ受けている。
神経終末からはアセチルコリンが放出され、ニコチン性受容体が受容する。
3→唾液腺の分泌は交感神経・副交感神経の両方の支配を受けている。
よって、α・β受容体およびムスカリン性受容体が受容する。
4→全身に分布している汗腺は、交感神経節後線維終末からアセチルコリンが放出され、ムスカリン性受容体が受容している。
手掌など限局した汗腺は、交感神経節後線維終末からノルアドレナリンが放出され、α受容体が受容している。