保存療法で肘関節伸展位固定とするのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→モンテギア伸展型骨折は、前外側の屈曲変形を呈した尺骨骨幹部近位から中央1/3部の骨折と、前外側の橈骨頭脱臼を伴うものをいう。肘関節鋭角屈曲位で固定するが、多くは観血療法となる。
2→ガレアジ骨折は逆モンテギア骨折ともいわれ、橈骨骨幹部中央・遠位1/3境界部付近の骨折と尺骨頭脱臼を伴うものをいいう。肘関節90度屈曲位で固定するが、ほとんどは観血療法となる。
3→肘頭骨折は、上腕三頭筋の牽引をなくすため、肘関節伸展位・前腕回外位で固定する。
4→橈骨頭骨折は、肘関節90度屈曲位で固定する。