第20回国家試験 午後101
46歳の男性。3年前から左手に軽いしびれを感じるようになり、最近、細かい指先での作業が困難となっている。
左肘関節は約20度外反しているが屈伸運動は正常であった。
なお、6歳頃、左上腕骨外顆骨折の既往があり、この損傷による後遺症と考えられた。手指の機能障害はどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→この症例は、6歳の頃に左上腕骨外顆骨折をしているため、その後みられる外反変形および遅発性尺骨神経麻痺である。よって、手指の機能障害は小指DIP・PIP関節の完全伸展不能である。選択肢2・3・4は誤り。
2→「1」の解説を参照
3→「1」の解説を参照
4→「1」の解説を参照