第28回国家試験 午後45
56歳の女性。8か月前から徐々に歩行時の疲れやすさを自覚し、1か月前から階段を昇れなくなり、洗髪時に腕を挙げるのが難しくなった。胸腹部に異常を認めない。上眼瞼部に浮腫性の淡い紫色の紅斑を認める。血液検査でクレアチンキナーゼ(CK)が1870U/L(基準30 ~ 140)であった。最も考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→「2」の解説を参照。
2→皮膚筋炎は、手指の関節背側の表面ががさがさとして盛り上がった紅斑のゴットロン丘疹、肘関節や膝関節外側のがさがさした紅斑のゴットロン徴候、上眼瞼の腫れぼったい紅斑のヘリオトロープ疹の特徴的な皮膚症状がみられます。
クレアチンキナーゼ(CK)が高値の場合、筋肉の損傷が考えられる。
3→「2」の解説を参照。
4→「2」の解説を参照。