1→腎臓の糸球体にIgAという免疫グロブリンが沈着する、日本人に最も多い慢性糸球体腎炎です。「無症候性の血尿(または肉眼的血尿)」が必発かつ最大の主症状であるため、血尿の原因となります。
2→ 腎臓や尿管にできた結石が動く際、尿路の粘膜を物理的に傷つけます。「激しい腰背部痛」と「鮮やかな肉眼的血尿」が2大特徴であるため、血尿の原因となります。
3→内腺(移行領域)が肥大することで尿道を圧迫する病気です。標準教科書における主症状は「排尿障害(尿が出にくい、頻尿、残尿感など)」です。臨床的には二次的な充血で血尿を伴うこともありますが、教科書の分類上は「排尿障害の疾患」であり、血尿をきたす代表疾患(主症状)には含まれないため、これが正解となります。
4→A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)などの感染後に起こる免疫反応性の腎炎です。「血尿」「蛋白尿」「乏尿」「高血圧」「浮腫」が5大症状として有名であり、血尿の明らかな原因となります。