1→Ⅰ度は、心疾患があるが、身体活動には特に制限がなく日常労作により、特に不当な呼吸困難、狭心痛、疲労、動悸の愁訴が生じないものです。
2→Ⅱ度は、心疾患があり、身体活動が軽度に制約されるものです。安静時または軽労作時には障害がないが、日常労作のうち、比較的強い労作によって、呼吸困難や狭心痛や疲労、動悸の愁訴が発現します。
3→Ⅲ度は、心疾患があり、身体活動が著しく制約されるものです。安静時には愁訴はないが、比較的軽い日常労作でも、呼吸困難や狭心痛や疲労、動悸の主訴が出現します。
4→Ⅳ度は、心疾患があり、いかなる程度の身体労作の際にも呼吸困難、狭心痛、疲労、動悸が愁訴が出現し、また、心不全症状、または、狭心症症候群が安静時においてもみられ、労作によりそれらが増強するものです。