第30回柔道整復師国家試験 午前42

1→選択肢1: 自然人だけに与えられる。柔道整復師の免許は、法人ではなく、実際に呼吸や活動をする個人、つまり自然人にのみ与えられます。法律上で認識される個人というのが自然人であり、人間個人を指します。法人は免許を取得する対象ではありません。したがって、選択肢1が正解です。 選択肢2: 国家試験合格によって効力を持つ。この選択肢は事実上正しいですが、単に国家試験に合格するだけでなく、合格後に厚生労働大臣の免許を受けることによって初めて効力を持ちます。この点で選択肢1がより正確といえます。 選択肢3: 過去に麻薬中毒者であった者は取得できない。この選択肢は正しくありません。確かに麻薬等の使用歴がある場合はその人物の免許取得に影響を与えることがありますが、単純に過去に中毒者だったという理由だけで一律に取得できないわけではありません。リハビリテーションや更生の実績があれば取得が認められる場合もあります。 選択肢4: 現在所は免許の登録事項である。これも正しいですが、これは免許の有無ではなく、取得後に必要な登録事項について言及しています。従って、この選択肢は免許「で正しいのはどれか」という問いに対する直接的な答えにはならないため、選択肢1がより適切な正解となります。