1→1) 業務独占であり名称独占である。
この選択肢は誤りです。柔道整復師の業務は名称独占ではありますが、業務独占ではありません。これは、柔道整復師だけがその名称を用いて業務を行うことができるという意味ですが、その業務内容においては他の医療職、例えば医師や理学療法士なども行うことがあります。
2) 柔道整復師法に守秘義務の規定はない。
この選択肢は誤りです。柔道整復師法では、守秘義務に関する規定が存在します。柔道整復師は、業務上知り得た秘密を守る義務があります。
3) 骨折の後療法に医師の同意は不要である。
この選択肢は誤りです。骨折の後療法に関しては、初診時には医師の同意が必要とされています。二次的なケアに関しても医師の診断や指示の下で適切に行う必要があります。
4) 薬品の投与は禁止されている。
この選択肢が正解です。柔道整復師は、医療行為に当たる薬品の処方や投与を行うことは法律によって禁止されています。柔道整復師の主な業務は、外傷や捻挫、打撲、脱臼などの応急処置や、これらの後の整復、整形などの物理的な手技療法に限られます。