1→選択肢1) 骨盤内臓神経
骨盤内臓神経は、交感神経と副交感神経の繊維を含み、主に下部の消化管、膀胱、生殖器に支配を及ぼしています。外肛門括約筋の直接的な支配とは関係ありません。
選択肢2) 上直腸神経
上直腸神経は存在しない、架空の神経であり、この名前の神経による外肛門括約筋への支配はありません。
選択肢3) 下直腸神経
下直腸神経は、仙骨神経叢から発生し、内肛門括約筋と外肛門括約筋に支配を及ぼします。この神経の働きにより外肛門括約筋は収縮し、肛門の閉鎖を助けます。従って、選択肢3が正解です。
選択肢4) 会陰神経
会陰神経は、仙骨神経叢の一部であり、会陰部および外陰部の感覚と筋肉を支配します。しかし、この神経は主に表面的な会陰の組織に影響を及ぼし、外肛門括約筋の直接的な支配神経ではありません。
総合すると、外肛門括約筋の支配神経は下直腸神経であり、選択肢3が正解です。