1→後脛骨筋は足の内側の隆起にある筋肉の一つで、その腱は足根骨の舟状骨に付着しています。
1) 距骨 - 距骨は、後脛骨筋の腱が直接付着する骨ではありません。距骨は足首の動きに関与する骨ですが、裂離骨折の原因となるのは舟状骨です。
2) 內側楔状骨 - 内側楔状骨も後脛骨筋の腱が付着する骨ではなく、この筋による裂離骨折が起こる場所ではありません。内側楔状骨は足の内側のアーチを支える役割を持っています。
3) 立方骨 - 立方骨は足の外側に位置する骨であり、後脛骨筋の腱とは関係がありません。それによる裂離骨折は起こりません。
4) 舟状骨 - 後脛骨筋の腱が付着するのは舟状骨です。したがって、後脛骨筋の過度な牽引によって引き起こされる裂離骨折が生じやすいのはこの骨です。選択肢4が正解です。