1→1) 医業報酬の不払いがあれば診療を拒否できる。
この選択肢は誤りです。医師法では、緊急を要する場合など特別の事情がない限り、医師は診療を拒んではなりません。医業報酬の不払いがあっても、診療を拒否することは許されていません。
2) 医学部大学院生であれば医業ができる。
この選択肢も誤りです。医学部大学院生であっても、医師免許を取得していない限り、医業を行うことはできません。医師として働くためには、国家試験に合格し、医師免許を取得する必要があります。
3) 免許権は厚生労働大臣である。
選択肢3が正解です。日本において、医師の免許を交付する権限は厚生労働大臣にあります。このため、医師国家試験に合格した者は、厚生労働大臣に対して医師免許の交付を申請する必要があります。
4) 臨床研修期間は任意である。
この選択肢は誤りです。日本においては、医師国家試験に合格した後、医師免許を取得するためには、必須の臨床研修を受けることが義務付けられています。この臨床研修を終えて初めて、正式な医師として認められ、医療活動が可能になります。