第26回国家試験 午後105
30歳の女性。パラグライダーで飛行後、右足関節伸展状態で着地して負傷した。歩行不能のため、友人に連れられ来所した。腫脹、限局性圧痛および足関節伸展時痛がみられる。母趾が直角に足底側に屈曲している。考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→「2」の解説を参照。
2→右足関節伸展状態での受傷の場合、踵骨骨折は除外されます。
歩行不能とあるが、舟状骨骨折では歩行困難であるが踵部でも歩行は可能であり、除外される。
母指が直角に足底側に屈曲している事は、母指側の内反受傷のため、立方骨骨折は除外されます。
距骨骨折の受傷では、足関節伸展状態で着地しての発生が多い。
3→「2」の解説を参照。
4→「2」の解説を参照。