1→1) 足白癬は、皮膚真菌症の一種であり、通常は「白癬菌」という真菌が病原体です。ウイルスではないため、この選択肢は間違いです。
2) 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV: Varicella Zoster Virus)が原因で起こります。このウイルスは、初感染時に水痘(鶏ぽつ)を引き起こし、その後体内に潜伏して、何らかの原因で再活性化すると帯状疱疹を発症します。従って、選択肢2が正解です。
3) トキソプラズマ症は、トキソプラズマ・ゴンディという原虫類によって引き起こされる疾患です。これはウイルス感染ではなく、寄生虫による感染症です。このため、この選択肢は誤りです。
4) マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエという細菌が原因で起こる肺炎です。ウイルスではなく細菌が病原体であるため、この選択肢も間違いです。
したがって、ウイルスが病原体であるのは「選択肢2)帯状疱疹」です。