1→選択肢1: 肘をまっすぐ伸ばして圧迫する。
成人に対して胸骨圧迫心臓マッサージを行う際には、肘をまっすぐ伸ばし、体重を使って圧迫を行うのが正しい技術です。この方法により、適切な圧力で心臓に圧迫を加えて血液の循環を促すことが可能となります。
選択肢2: 胸骨圧迫の深さは5㎝以上で押す。
心臓マッサージの際、胸骨圧迫の深さは大人の場合、5㎝以上、しかし6㎝以下で行うのが推奨されています。これにより、十分な血液が心臓から全身へ送り出されることを目的としています。
選択肢3: 1分間に80回のテンポで行う。
正解は「選択肢3」です。心肺蘇生(CPR)時の胸骨圧迫の推奨テンポは1分間に100〜120回です。1分間に80回のテンポでは圧迫の頻度が遅すぎて十分な循環を確保できないため、この選択肢が誤っています。
選択肢4: 胸の真ん中を圧迫する。
心臓マッサージを行う際には、胸の真ん中つまり、胸骨の下端から上に少し移動した場所、通常は胸骨の下半分が圧迫ポイントです。これは心臓を効率よく圧迫し、血液循環を促進するための正しい位置です。