第31回柔道整復師国家試験 午前33

1→選択肢1：限局した圧痛がある。 Ⅰ度損傷は靭帯が伸びるが断裂はしていない状態を指し、この段階では損傷部位に限定的な圧痛が存在します。重大な構造的損傷はないため、痛みは比較的軽度です。 選択肢2：アライメントの異常がみられる。 アライメントの異常は、より重度の靭帯損傷や骨関連の損傷で見られることが一般的です。Ⅰ度損傷では靭帯の連続性は保たれているため、アライメントに顕著な異常は見られません。 選択肢3：関節が一定の角度に固定される。 関節が固定されるのは、関節そのものが重度に損傷されているか、その他の重篤な障害がある場合です。Ⅰ度の靭帯損傷では通常、関節の動きに大きな影響はありません。 選択肢4：健側と明らかに異なる外観を呈する。 Ⅰ度損傷では軽微な腫れはあるかもしれませんが、大幅な外観の変化は起こりにくいです。この選択肢は、より重度の損傷や他の重大な状態を示唆しています。