1→問題42における国民医療費(令和元年度)の正しい選択肢は「1.総額40兆円を超える。」です。以下に各選択肢の解説を示します。
選択肢1:総額40兆円を超える
令和元年度の国民医療費は総額で40兆円を超えており、これは日本の医療サービスに対する支出の規模を示しています。高齢化の進行とともに、医療費の総額は増加傾向にあります。この選択肢は、国内での医療に対する投資の規模を正確に反映しています。
選択肢2:財源は公費が60%以上を占める
日本の国民医療費の財源において、公費の割合は大きいものの、正確に60%以上とは限りません。公的保険の負担割合や自己負担の割合も考慮する必要があり、この選択肢が常に正しいとは言えません。
選択肢3:64歳以下の医療費が50%以上を占める
実際には、高齢者の医療費が国民医療費の大部分を占めており、64歳以下の医療費が全体の50%以上を占めるという状況はありません。高齢化の進展により、高齢者医療費の比率が増加しています。
選択肢4:柔道整復師の療養費は1兆円を超えている
柔道整復師による療養費が1兆円を超えるというのは誇張されており、実際の数字はそれほど大きくありません。柔道整復師による治療は、全国民医療費の中で比較的小さい部分を占めています。
以上の解説から、問題42の正答は「総額40兆円を超える」という選択肢1であることが適切に説明されています。この事実は、日本の医療費全体の規模と経済的な重要性を示しています。