1→選択肢1:左心房
左心房は血液を左心室に送る役割を持っていますが、房室結節はこの部位には存在しません。房室結節は右心房に位置しています。
選択肢2:右心房
正解はここです。房室結節は、右心房の底部にある三尖弁の付近に位置し、心房から心室への電気信号の伝達を調節する重要な役割を持っています。この位置から心室へのシグナルが正しく送られることで、心臓の収縮が適切に調節されます。
選択肢3:左心室
左心室は体全体に血液を送り出す役割を担っていますが、房室結節はここにはありません。房室結節は心房の一部である右心房に位置しており、心室に直接的に存在する構造ではありません。
選択肢4:右心室
右心室は肺に血液を送り出す役割を持っていますが、房室結節はこの部位にも存在しません。房室結節は信号を右心室に伝える役割を持っていますが、その物理的な位置は右心房内です。
以上の解説から、問題58の正しい答えは「2.右心房」であることがわかります。心臓の電気的活動とその伝達経路の理解は、心臓病の診断や治療において非常に重要です。