1→残念ながら、この問題文と回答は誤りがあります。柔道整復師や市民の皆様に正しい情報を提供するため、解説文を修正します。
1) 上斜筋
上斜筋は、肩に位置する筋肉ではなく、眼球の動きをコントロールする筋肉です。このため、筋肉注射の対象とはならず、肩や臀部への注射には適さないので正解ではありません。
2) 下直筋
下直筋も眼球を動かす筋肉の一つであり、肩や臀部の筋肉ではありません。したがって、肩や臀部への筋肉注射に関与する筋肉ではなく、これも正解ではありません。
3) 外側直筋
外側直筋も眼球運動に関わる筋肉で、肩や臀部の筋肉注射で対象にする筋肉ではありません。このため、外側直筋を選んでも正解ではありません。
4) 上眼瞼挙筋
上眼瞼挙筋は、上まぶたを持ち上げる筋肉で、こちらも肩や臀部の筋肉注射には関係がありません。したがって、選択肢4が正解というのは間違いです。
筋肉注射でよく用いる部位は、大腿部の外側広筋、上腕三頭筋、臀部の総腓骨筋(gluteus maximus)等ですので、正しい選択肢が提示されていない場合は教科書や指導基準を再確認し、正しい知識を身につけることが重要です。