1→答えは「2.バーゼル指数にはコミュニケーションが含まれる」です。
選択肢1:バーゼル指数には入浴が含まれる。
バーゼル指数(BAS)は、日常生活動作(ADL)の評価のための指数で、入浴を含む基本的な自己管理能力を評価する項目が含まれます。これには食事、排泄、更衣、移動なども含まれ、入浴はその中の一つとして重要な役割を果たします。この選択肢は正しいです。
選択肢2:バーゼル指数にはコミュニケーションが含まれる。
バーゼル指数は主に身体的な日常活動の能力を評価するものであり、コミュニケーションのような社会的または認知的な側面は直接的には評価項目に含まれていません。したがって、この選択肢は誤りであり、問題の答えです。
選択肢3:機能的自立度評価表(FIM)には階段昇降が含まれる。
FIM(Functional Independence Measure)は、18項目で構成されており、その中には階段昇降の能力も含まれています。この評価は、個人の自立度と必要とされる介助の量を測定するために用いられます。この選択肢は正しいです。
選択肢4:機能的自立度評価表(FIM)には記憶が含まれる。
FIMは主に身体的な活動といくつかの認知的機能を評価するもので、記憶を直接的に評価する項目は含まれています。認知領域には注意、問題解決、記憶が評価されるため、この選択肢も正しいです。
以上の解説から、バーゼル指数がコミュニケーションを評価するものではないため、選択肢2が誤りであることがわかります。正しい答えは選択肢2「バーゼル指数にはコミュニケーションが含まれる」です。