第24回柔道整復師国家試験 午後87

1→外脛骨との鑑別を要するのは、舟状骨骨折です。

2→距骨骨折は、阻血性壊死を起こす場合があるため、注意を要する。

3→舟状骨骨折は、介達外力によるものが多く、高所から墜落し足部アーチが圧平されて発生したり、足部の外転により後脛骨筋に牽引され発生する。

4→ベーラー角とは、踵骨隆起から後距骨関節面最上端を引いた線と、踵骨前方突起から後距骨関節面最上端を引いた線からなる角度である。正常は20～40度だが、踵骨骨折によりベーラー角は減少するため、選択肢４が正しい。