4歳の男児。転びやすいことを主訴に来院した。しゃがんだ姿勢から立ち上がる際に、両手を膝に当てて力を込めないと立ち上がれない。両側の下腿三頭筋は肥大している。正しいのはどれか。
1→「4」の解説を参照
2→「4」の解説を参照
3→鶏歩跛行は腓骨神経麻痺で発症する下垂足での歩行傷害をいう。
4→4歳の男児で転びやすい、しゃがんだ姿勢から立ち上がる際両手を膝に当てて力を込めないと立ち上がれない(登攀性起立)、両側の下腿三頭筋肥大(仮性肥大)からデュシェンヌ(Dushenne)型筋ジストロフィーと考えられるため、今後呼吸筋の障害が現れてくる。
また本疾患は、伴性劣勢遺伝で、中枢神経系の障害はない。