1→鎖骨外端骨折と肩鎖関節上方脱臼では、
・ピアノキー症状で軋轢音が存在しないかの確認
・階段状変形の顕著さ
などを確認します。
2→骨間筋萎縮は、尺骨神経麻痺でおこるものです。
この場合、どちらもドロップハンドやしびれなどを引き起こします。
なので、チネル兆候の有無を確認しC8と肘どちらが神経を圧迫しているのかを鑑別するのがよいと思います。
3→回内足は、どちらでもみられる可能性はありますし必ずしも回内足がなければ発生しないというわけでもありません。
なので、この両者を見分けるには疼痛の範囲で見極めるのがよいと思います。
脛骨疾走型疲労骨折は限局的な疼痛なのに対し、シンスプリントでは疼痛が広範囲に及びます。
4→解説1・2・3を参照