1→柔道整復師の国家試験では、介護保険制度に対する基本的な知識が問われることがあります。以下に各選択肢に関する解説を示します。
1) 要介護認定は保健所に申請する。
- これは誤りです。日本の介護保険制度において、要介護認定は市区町村の介護保険の窓口に申請します。保健所ではなく、居住する地域の市区町村が適切な申請先です。
2) 被保険者は40歳以上である。
- これは正解です。介護保険制度の被保険者は、40歳以上の全ての国民となっており、保険料の支払いが始まります。この年齢から介護のリスクに備えて保険制度に加入することが義務付けられています。
3) 保険者は都道府県である。
- これは誤りです。介護保険制度の保険者は基本的に市区町村です。変更された場合を除き、原則として市町村が保険者として介護保険サービスを管理・運営しています。
4) 自己負担は一律3割である。
- これも誤りです。一般的に自己負担は1割から3割が一般的で、所得に応じて自己負担の割合が異なります。低所得者は自己負担が軽減される傾向にあります。
以上の内容から、選択肢2が正解です。